2022/06/30
コーキング(シーリング)の役割について
前々回から、コーキング(シーリング)に関する記事をご紹介してきましたが、引き続きコーキングに関する内容で、今回は、コーキングの役割や交換時期の目安についての話になります。
コーキングの役割について
主にシリコンやポリウレタンなどから成る樹脂製品のコーキング材は、水や空気を通さないため、隙間などに充填することで密閉された状態を作ることが出来ます。
最近では、生活に役立つライフハックとして、お風呂場やキッチンなどの水廻りにあるコーキング部にマスキングテープを貼っておくことで、カビの広がり防止やホコリ溜まりを防いで掃除がしやすくなる、というような情報がネット上でも話題になっていたので、お住まいに関するコーキングと言えばそのイメージが強い方もおられるかもしれません。
コーキングの代表的な使用例としては、外壁の目地部分・窓枠などのサッシ廻り・浴室や浴槽、キッチンや洗面化粧台などの水廻りなどが挙げられます。
今回は、その中でも外壁に関連するコーキングの役割をご紹介したいと思います。
緩衝材の役割
樹脂製品であるコーキング材は、ゴムのような弾力と伸縮性があり、柔軟に形を変えることが出来る性質を持っています。そのため、サイディングボードやパネルなどの目地部分に充填されたコーキング材は、常に伸縮や膨張・地震などのダメージを受けている外壁材の破損を防ぐ緩衝材の役割を果たしています。
防水の効果
建物の内部に雨水などが侵入することで、雨漏りを起こしてしまったり、ひどい場合には建物内部の腐食などにつながる危険性もゼロではありません。コーキング材を建物の隙間に充填することで、雨水などの侵入を防ぎ、保護する役割を担っています。
ひび割れ(クラック)などの補修にも使用
モルタルやサイディングの外壁にひび割れ(クラック)が発生した場合に、コーキング材を用いて補修作業を行います。そのまま放置してしまうと、雨水などが侵入し、建物内部の腐食や内部の鉄筋を錆びさせ、建物の耐久性を著しく落としてしまう危険性も。ひび割れを見つけたら早めの補修をおすすめします。
コーキングの交換時期について
一般的にコーキング材の寿命は5年~10年とされています。外壁のお手入れも新築時または前回の塗装からだいたい10年が目安になりますので、外壁塗装などお住まいのお手入れをされる際にコーキング部の施工も一緒に検討されると良いかと思います。
ただ、10年が経過していなくても、コーキング部に「ひび割れ」や「肉やせ」が起きている場合は、早めの補修作業が必要になってきます。
コーキング材はゴムのような弾力性がありますが、直射日光などによって紫外線を浴び続けることで、その弾力性を失い、コーキング材に含まれる可塑剤が気化することでコーキングにひび割れが発生してしまいます。また、肉やせは可塑剤が溶けてしまうことで、コーキングが細くなってしまうものになります。
↑ひび割れなどが起きてしまった状態のコーキング部はこのような感じになります。
これらを放置してしまうと、コーキング本来の役割を果たせなくなってしまいます。大切なお住まいを永く守っていくためには、必ずメンテナンスが必要になりますので、定期的な点検やお手入れをおすすめします。
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